総長が求めた光 ~Ⅳ獣と姫~
わかってるよ。
もう、これ以上は聞かない。
探らない。
俺だけ知らないってのは淋しいけど、さっきもアサが言ったとおりまたこいつらに守られてるんだ。
もう、守られる立場じゃなくて守る立場でいたいのに。
でも、前の戦争みたいなんじゃあまだ、ダメだよな‥‥
すでに、遥か彼方を走っているアサの背中を見ながらもう一度思った。
「もっと、力が欲しい‥‥っ」
こんな小さな拳でも守れるぐらい。
こんなガキな俺が、好きになった人くらい守れる強さが欲しいっ
「アサ、待てよっ!」
だから、待っててくれよ
もう、これ以上は聞かない。
探らない。
俺だけ知らないってのは淋しいけど、さっきもアサが言ったとおりまたこいつらに守られてるんだ。
もう、守られる立場じゃなくて守る立場でいたいのに。
でも、前の戦争みたいなんじゃあまだ、ダメだよな‥‥
すでに、遥か彼方を走っているアサの背中を見ながらもう一度思った。
「もっと、力が欲しい‥‥っ」
こんな小さな拳でも守れるぐらい。
こんなガキな俺が、好きになった人くらい守れる強さが欲しいっ
「アサ、待てよっ!」
だから、待っててくれよ