総長が求めた光 ~Ⅳ獣と姫~
いろいろと、あると確かに落ち着かない。


それにしても、部屋のことを話すとシュウの顔が沈む。


どうしたんだろう


なにか、触れちゃいけないことだったのかな‥‥


「ん、どうしたの?」


「え、えと。言わない方が良かったのかなって」


シュウのふわふわな髪を触りながら少し反省。


「どして?」


「‥‥泣きそうだから」


そう言うと、シュウはびっくりしたのか目を少し見開いた。


「泣きそうに見える?」


「うん」


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