それだけ ~先生が好き~



そっと唇を近づける。



ごめんな。



もっと辛い思いさせるかもしれない。



だけど、俺はお前に隣にいて欲しい。




シアワセな時間の終わりを告げるキス。




そろそろ、帰る時間だ。




優しく、優しくキスをする。





柔らかい唇を覆うように、俺の唇が触れる。






離したくない。





このままずっと・・・こうしていたい。






長いキス。






「・・・んん・・・」




ごめん、ちょっと・・・優しくないかも。



息が苦しそうな今井を見て、唇を離す。








< 305 / 522 >

この作品をシェア

pagetop