愛言葉
「ゆーいっ!おはよ!」
「おはよう、真咲…あのさ、」
「ん?」
「きのうのメール…」
結依が、顔を真っ赤にして、モゴモゴとそう言った。
「そのまんまだよ。絶対だからね?」
「そんなの…今更だよ…。もう、嫌でも離れらんないもん…」
俺はギュッと、結依を抱きしめた。
心配し過ぎてた。俺は結依を信じてなかった。
そうだ、真祐がどんなに結依に近付いたって、結依が俺の事を好きでいてくれる限り何も心配することないじゃんか。
「真咲…っ!?」
「ああ、もう…俺どしよ…結依の事……好きすぎる」
「…私も、好きだよ、真咲」