晴れのち雨〜ANOTHER STORY〜
私達が2階生になった頃。
「なぁ悠希、最近アイツ付き合い悪くね?」
ふてくされた顔で龍馬が同意を求める。
「んー。確かに言われてみれば...」
「だろ?!絶対、女出来てるよ!!」
「俺もそう思う。だけど、彼女ができたくらいでトモが変わるとは...」
ドンッ!!
しまった。
龍馬との話に夢中で女の子にぶつかってしまった。
「ごめん。大丈夫か?」
屈んで女の子の様子を伺う。
「だ...大丈夫です。」
眼鏡をかけた小さい女の子は、それだけ言って走り去ってしまった。