晴れのち雨〜ANOTHER STORY〜


「大丈夫か?悠希?」

隣にいた龍馬が尋ねる。


「あぁ。俺は大丈夫。」


「さっきの子、1階生か?初めて見た」


「あぁ、俺も。もしくは違う学部かな」



そんなやり取りをしながら、講義に向かった。




遅かったせいか席はほぼ埋まっていて、龍馬と別々に座ることにした。


一番後ろの空いている席を見つけて、
隣に座っている女の子に
「ここ、空いてますか?」と尋ねた。


「あっ、はい。空いてますよ。」

振り返りながら女の子が答える。


「「あ!」」


さっきぶつかった子だ。


「さっきはごめんな。」


「いえ。本当に大丈夫なんで。」


そう答えるものの目を合わせてくれない。


俺に気を遣っているのかな?

それとも人見知りとか?



講義が始まったー
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