An opening of such a love
〜side Akira 日曜日〜
今日は日曜日。


本当に彼女は来てくれるのだろうか。




ちょうど一週間前の花火大会で


偶然出会った。ただそれだけ。




あーこんなことなら現場に戻るの


少し遅れてもいいから




彼女の携帯を聞いておけばよかった。




ドタキャンなんてされたらきっと俺



花火大会一生恨むかもしれねえ。




彼女との約束の場所に俺はそんな思いで向かった。




それにしても今日は体が軽い。




シャツにジーパンというラフな格好が


いかに楽かを身にしみてわかる。




ショーウィンドウ越しの自分の姿を確認すると先週の自分を思い出す。




あれはひどかった。
  



ビールよりもまずシャワーだったもんな。




だんだんと約束の場所に近づくにつれ、動機がひどくなってきた。




あー頼むから来てくれ。


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