ナピュレの恋【完】
初めてのキス

静まり返った会社の前。


隣には裕也がいてニコニコ笑っていた。


「ねぇ、裕也くん。お店は大丈夫なの?」


ふと気になったお店のこと。


「あー、閉めてきちゃいました」


頭をポリポリかいた裕也。


「えぇっ!?それって、あたしの為に…?」


「もちろん」


裕也は大きく頷いた。


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