ナピュレの恋【完】
いつもは早く1階に着くのに、この時は遅く感じてイライラしてる自分がいた。
1階に着きドアが開くと同時に飛び出した。
向かった先は、なつこの職場。
まだ時間帯が早いせいか人は、あまりいなかった。
それでも、なつこが来ることを信じて裕也は近くのベンチに座り待った。
どんどん人が出社してくる時間帯になっても、なつこは現れなくて…。
もう、会えないの…?
そう、諦めかけた時だった。
「あれー?なつこさんの彼氏さん、ですよね?」
「あ、なつこの後輩…だったよね?」
そう声を掛けてきたのは、彩花だった。