桜廻る
「つーかよ、てめぇ何かっこつけてんの?着物着てさ、だっせー」
そこに、男達も近付いてくる。
「あ?着物を着て何が悪い」
「ったく、うぜーな!」
男達は、土方に殴りかかった。
しかし……。
土方は、それを綺麗に避ける。
雅はハッとして、土方から素早く離れる。
そして、倉庫の隅の方にある竹刀を手に取り……。
「──土方さん!」
それを、土方に向かって投げた。
パシッと受け取り、土方は余裕の笑みを見せる。