52歳のホワイトデー
それから15分待っても、誰一人来なかった。

遠藤さんが
「…始めましょうか?」
と言った。

「私、呼んで来ましょうか?」

「いいです」

「だって…」

「みんな忙しいですもんね。
斉藤さんは大丈夫ですか?」

「私…私は………」



誠実な遠藤さん前に、自分がカラ残業みたいなことしてたのが申し訳わけなくなった。

< 22 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop