トイレの神様‐いいえ、ただの野次馬です‐
学校生活は有意義に





私の名前は安田野枝(やすだのえ)。



花も恥じらうぴちぴちの高校1年生………って、ごめんなさいウソつきました。


目立たない所に芽を出し無感情に踏まれる、名前も知らない雑草です。



何の特徴もない平凡な顔、声、身長。


とにかく、大勢の中に埋もれて区別のつかない脇役の位置にあります。




……まあ、それは関係なくて。


名前も知らない雑草である私の1日を紹介しましょう。





< 12 / 252 >

この作品をシェア

pagetop