転校生のカノジョのヒミツ

気まずくなったのだろうか?彼女が話しかけてきた。


「お願いがあって、買い物に付き合ってくれるかな?」

「え?」

「だから、買い物だよー・・・あした・・・いいや週末。」

「・・・うん。」

「やったー!約束ね。」

うん・・・いいけど・・・。

おばあちゃん、孫のこと好きになるのわかるけど校長って立場考えて。

「ってかそういえば・・・なんでいま転校してきたの?」

高校二年生なんかに。

「え?まぁ・・・いろいろあってさぁ・・。」

「あ、こうちょうがこっち来い的な?」

「まぁそんな感じかな?」

「ふーん。」

それから結構話したけど、自己紹介の延長みたいな感じだった。

誕生日とか趣味とか、勉強とか。

明日は、一方さんの勉強を見ることになった。

実は苦手らしい。それで退学になって、ここに入学してきたのかと思ったが・・・そうでもないらしい。
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