双子の企み
ガチャ…
あたしは、部屋に入って扉にもたれかかって座った。
昔、かー。
いいんだよ。
今は、もう女を捨てたも同然。
ほんのたまに女を思い出す程度でいいんだ…
もう恋をしないとあの日あたしは誓った。
それを知っているのは梓とお父さんとお母さんだけ。
あの日以来あたしは女を捨てることにした。
男として生きていくことを選んだんだ。
それに、梓とお父さんとお母さんは反対しなかった。
それどころか、梓は
「じゃぁ、お前が女を捨てるというなら、俺がお前の代わりに女になってやる。」