桜フレーク
「何もいらないよ?お兄ちゃんまた後で
かけるね。もう時間だから。」

時間だなんて、嘘だけど、許してね。

これ以上話すと、あたしは…。

『わかった。じゃな。』

「うん。バイバイ。」

本当は、あたしのことを…。ううん、あたしたちのことをみんなに知られそうで、怖いからなんだ。

春は、特に知られることが、怖いから空飛お兄ちゃんとは、あまり話してたくないんだ。

春は、人の印象を決めるし、あたしの誕生日があるしで、大嫌い。

みんなに、思われたくないんだ。

<可哀想>って…。


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