heart and cold~私には貴方だけ~【完】





「今、家に上げちゃったの」



できるだけ小声で話す。



「だから、帰るまでここから出ないで」



うーん…としている。



いや、その要求はのんでよ…



「できるだけ早く帰ってもらうから…」



「てか、誰が来たの?」



「………」



言っても…平気…?



なんか邪魔されそうだし…



「『上村君が来てるって言っても平気かな?なんか邪魔されそうだし』って思ってない?」



「っ!」



「大丈夫だよー。邪魔なんかしないよ」



ヤケに満面の笑み…



「怪しがらないでよ…」



シュンとされてしまった。



だって怪しいんだもん。





< 144 / 346 >

この作品をシェア

pagetop