heart and cold~私には貴方だけ~【完】





「……本当に…?」



はるき君の身長が高くて、つい見上げる。



「……うん」



「じゃあ、よろしくね!」



ガチャッ



急いで部屋を飛びだした。



「ごめんなさい!今、お茶出しますね」



そう言いながら、キッチンに入ってエプロンをつける。



なにかお菓子も付けないとな…


一昨日作ったブラウニーを思い出す。



あれなら大丈夫かも…



たしか、ガラス棚にお気に入りの瓶に入れて保存してあるはずだ。



考えながらヤカンに水を入れて火にかける。



沸騰するまでブラウニーを食べててもらおう。



ブラウニーを取りにふりかえ……れなかった。





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