heart and cold~私には貴方だけ~【完】
後ろから腰を抱かれて動けない
体中に鳥肌がゾワッと立った。
「…上村君…?」
さすがにここではるき君だったら問題だけど、つい疑問文になってしまった。
「ん。」
返事は一言どころか一文字だった。
「どうかしたんですか…?」
この密着度だと緊張するし、鳥肌が…
密着してるから暖かいはずなのにちょっと寒い。
「…夏目さんのエプロン姿があまりに綺麗で…ちょっと、たまらなくなってさ…」
耳元でそうささやく上村君に
ゾワッ!
鳥肌が耳から体中に広がった。