heart and cold~私には貴方だけ~【完】





綺麗なはるき君の笑みを見続けることは心臓に負担がかかると思って視線を外しながら



「わかった。」



と、かろうじて言えた。



「聞かなくていいの?」



教室に戻る途中だったため、また歩き出した途端に聞かれた。



「何を?」



振り返ることもしないで聞き返した。



「気にならない?どうして好きなのか、とか」



「あたしが聞くと思う?」



両思いになった今、嬉しくて胸が高鳴っているものだから



バレないようにしているあまり言い方も表情も堅くなる。



本当は知りたいのに。



「思うから聞いてんの。」



ドキ…



どうして彼はわかってしまうのだろうか。



余計に素直になりずらいじゃないか。



なる見込みもないけれど。





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