勇者34歳
「喜んでもらえたなら別に。」
イルルはそう言って
また布団をかぶってしまった。
とてもわかりやすく照れている。
リーヴェはずっとニヤニヤしていた。
そんな様子を眺めながら
俺は入口の気配に気付き
そっと入口に近づく。
「あぁ、勇者。こいつ送ってきたけど、病室に入りたがらないんだよね。」
こいつ、は、レグナくんだった。
イルルはそう言って
また布団をかぶってしまった。
とてもわかりやすく照れている。
リーヴェはずっとニヤニヤしていた。
そんな様子を眺めながら
俺は入口の気配に気付き
そっと入口に近づく。
「あぁ、勇者。こいつ送ってきたけど、病室に入りたがらないんだよね。」
こいつ、は、レグナくんだった。