勇者34歳
「調査しても何も出てこない可能性あるし。」
ナチュラルに盛り下がることを
ぽそっとつぶやくイルル。
よく見るとイルルは凹んでいるようだ。
「なんとかなるだろ多分。」
リーヴェはイルルを励ましたいのか?
よりネガティブになってほしいのか?
どっちにしろ、今適当なことを言うと
イルルは余計に凹みそうだ。
「はいはいお話し中すみませんが来客ですよ。」
ベランダからレグナくんが現れた。
レグナくんの
ベランダから入ってくる癖
なおらないのかな…。
ほっといても
ナターシャさんの着替えに遭遇すれば
制裁なり矯正なりが加えられる気がするけど。
そういえば来客って誰?
レグナくんの後ろから
気まずそうに現れたのは
少し大きめの袋を持ったJJだった。
「あの、ベランダから来る気は無かったんですけど…。」
「途中でお会いしたのでボクがご案内しました。」
レグナくんはドヤ顔をしていて羽が広がっている。
それは非常に可愛らしいが
やってることは非常に非常識だ。
俺がレグナくんどうしよう、と
迷っているのを察したのか
JJが口を開く。
なんという空気の読み手。
「えぇと、とりあえず、溶け込める服ですよね、持ってきましたよ。」
「僕の分も?」
オイマテコラ、
何勝手に俺の仲間のフリをしているんだラウザよ。
「あ、はい。」
「JJさんナイス。」
「JJ、もうちょっと学校のことを詳しく話してくれない?」
JJのほうがこの町に詳しそうだから
知ってる範囲のことは聞いておきたい。
今回やるのは潜入捜査みたいなものだ。
とりあえず
トロンコロンの町が元に戻ればよしとするか
最悪イルルだけでも
大人の体に戻しておきたい?
俺?
俺は
この頃が一番ベストな時期だったから
正直戻りたくない。
いきなり話を振ったが
JJは少しずつ
この町の主要機関である学校の説明をしていく。
ナチュラルに盛り下がることを
ぽそっとつぶやくイルル。
よく見るとイルルは凹んでいるようだ。
「なんとかなるだろ多分。」
リーヴェはイルルを励ましたいのか?
よりネガティブになってほしいのか?
どっちにしろ、今適当なことを言うと
イルルは余計に凹みそうだ。
「はいはいお話し中すみませんが来客ですよ。」
ベランダからレグナくんが現れた。
レグナくんの
ベランダから入ってくる癖
なおらないのかな…。
ほっといても
ナターシャさんの着替えに遭遇すれば
制裁なり矯正なりが加えられる気がするけど。
そういえば来客って誰?
レグナくんの後ろから
気まずそうに現れたのは
少し大きめの袋を持ったJJだった。
「あの、ベランダから来る気は無かったんですけど…。」
「途中でお会いしたのでボクがご案内しました。」
レグナくんはドヤ顔をしていて羽が広がっている。
それは非常に可愛らしいが
やってることは非常に非常識だ。
俺がレグナくんどうしよう、と
迷っているのを察したのか
JJが口を開く。
なんという空気の読み手。
「えぇと、とりあえず、溶け込める服ですよね、持ってきましたよ。」
「僕の分も?」
オイマテコラ、
何勝手に俺の仲間のフリをしているんだラウザよ。
「あ、はい。」
「JJさんナイス。」
「JJ、もうちょっと学校のことを詳しく話してくれない?」
JJのほうがこの町に詳しそうだから
知ってる範囲のことは聞いておきたい。
今回やるのは潜入捜査みたいなものだ。
とりあえず
トロンコロンの町が元に戻ればよしとするか
最悪イルルだけでも
大人の体に戻しておきたい?
俺?
俺は
この頃が一番ベストな時期だったから
正直戻りたくない。
いきなり話を振ったが
JJは少しずつ
この町の主要機関である学校の説明をしていく。