奏でる場所~SecretMelody~
「ゴホゴホッ!!…ゼェ…ゼェ…」



奏の元に来ようとした瞬間、陽輝が苦しそうにしゃがむ。



そして、奏が焦っていると、さっきの女の子が走ってきた。



「ハル…!!大丈夫!!?なぁ!なんで…よりによって休憩所にいったんよ!?」



「え…?」



血相を変えな女の子が突然、よくわからないことで、奏に怒りだした。



「…話は後や!先生呼んできてくれへん?」



「ぁ…う…うん!!」



こーしてなんとか陽輝は処置室に運ばれた。



奏達は気まずい空気の中、ベンチに座る。



「なぁ…名前は?」



「え…えと、奏!米原 奏!」



「奏ちゃんか。ウチは未来。新田 未来や。ハルにはミィって呼ばれてる。」



「未来…ちゃん…」



陽輝とキス…してた…人。



「なぁ、奏ちゃん。なんでよりによって“休憩所なんかに”行ったん…。



ハル走らせて…。



ハルがどーなってもええの!?」



いきなり、声を荒げる未来ちゃん。



「ごめん…なさい…。」



そういえば、この間も休憩所にいこうとしたら発作起こしてた。



何か…あったのか?



「どーして…休憩所…なの?」



おそるおそる尋ねる。



「…!!ハル、やっぱり話てなかったんやね。



ほんならウチが話すわ。



ウチらの…過去を。」
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