奏でる場所~SecretMelody~
「…えー…なんで誰も走って無いん?」



…は?誰も…走って無い?



俺は急いであたりを見渡す。



皆その場に固まりポカンと口を開けていた。



「…古田…坂下と対等に張り合ってるぞ…」



「すげーな!もしかしたら1組に勝てるかもしれねーぞ!?」



なるほど。



2組の奴らは、勝ち目がないと思い諦めていたというわけか。



陽輝の運動神経のよさにより、体育のサッカーの授業なのにかなり楽しかった。







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