意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)




『……聖愛…いつでも話してきてよ?味方なんだから!ね?』


『ありがとう』



そのあと、すぐにその場を去って
家へと帰って、

ベッドに顔をうずくめて

声を殺すようにして泣いた。


こんなに苦しいなんて知らない。


こんなに涙がでるなんて知らない。


こんなに好きになるなんて…知らなかった。



朝、私の目は当然腫れてしまった。


ばれなきゃいいんだけどな…


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