闇と光 弍
「アハハ、大翔と言い合うなんて、スゴいね愛莉ちゃん」
金髪の人が笑いながら言った。
「あ、ありがとう?」
誉められてるのかな?
まぁ、一応スゴいって言われたしね。
「誉めてねぇよ」
素早く大翔が突っ込んだ。
「え?誉めてないの!?」
てっきり、誉められてるのかと…。
「やっぱり、面白いね。大翔が惚れるのもわかるよ」
金髪君がそう言うと
「…るせぇ、和真。余計なこと言ってんじゃねぇ」
真っ赤になった大翔がいた。