闇と光 弍


「ほら、早く。
俺らの命なくなるよ」

「わかったよ…」

私は、大翔に近づいて行って

「ごめんね、大翔…」

抱きついて、上目遣い。

「あ、あぁ…///」

顔を真っ赤にしながら言った。

成功、かな?

和真の方を向くと、満面の笑みでピースしてきた。

成功か!

「許してくれる?」

私が聞くと、コクッと頷いた。

よっしゃー!!

これは、使えるな。

「こんなの、どこで…。
はあぁあぁ…。俺、理性持つかな…」

そんなことを呟いてたなんて、知らなかった。


ーーそして、

「流星、愛莉ちゃんの居場所わかった」

流星との再会が、もうそこまできてたなんて…。

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