闇と光 弍
「あのさ、今から倉庫来れる?」
「わかった」
私は、電話を切り翼のとこに行った。
「翼、今から私倉庫行かないと」
「じゃ、俺も行きます。
どっちみち、これ頼まれたやつっすから」
そう言って、ビニール袋を持って笑った。
「それより、さっき言いそうになってたのは…」
「あぁ。気にしなくていいよ」
「そう…っすか…」
ごめんね…翼。
それと…ありがとう。
私は、少し前を歩く翼に
心の中で言った。