闇と光 弍

「もう、絶対離さねぇ」

そう言って、抱き締めてた力を強くした。

「そんなこと言われたら私、離れないよ?」

「あぁ。離れんな。
ずっと、俺の傍にいろ」

「うんっ!」

私も、流星の背中に腕を回し、流星に負けないくらいの力で抱き締めた。


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