僕の可愛いお姫様
「解らないの。」と、莉世は言う。
「大切な人の為に、その人の最善の為に、私は祈る。
聞き分けのいい事をどれだけ口では言ったって、頭の中はぐちゃぐちゃ。
心は黒くどろどろのままで…。
だけど瑞穂には幸せになって欲しい。
幸せの為には瑞穂にだって犠牲にしなくちゃいけない物がある筈よ。
私はどんな瑞穂を見ても、これからだってきっと彼が好きなの…。
何かを犠牲にしてまで手に入れなきゃいけないのなら、そんなもの壊れていまえばいいのにって考える。
汚いよね、私…。
本当は自分が可哀想なだけなのかなぁ。」
そんな事ないよ、と彼女を抱き締める事しか出来ずにいた。
震える莉世は思ったよりも小さくて、やっぱり脆くて、怖くなった。
「大切な人の為に、その人の最善の為に、私は祈る。
聞き分けのいい事をどれだけ口では言ったって、頭の中はぐちゃぐちゃ。
心は黒くどろどろのままで…。
だけど瑞穂には幸せになって欲しい。
幸せの為には瑞穂にだって犠牲にしなくちゃいけない物がある筈よ。
私はどんな瑞穂を見ても、これからだってきっと彼が好きなの…。
何かを犠牲にしてまで手に入れなきゃいけないのなら、そんなもの壊れていまえばいいのにって考える。
汚いよね、私…。
本当は自分が可哀想なだけなのかなぁ。」
そんな事ないよ、と彼女を抱き締める事しか出来ずにいた。
震える莉世は思ったよりも小さくて、やっぱり脆くて、怖くなった。