君との恋


 「廊下側から 出席番号順の席順になっているので その順番でいきたいと思います」


 ざわざわ

 ざわざわ


 「そうしたら 池本くんから お願いします」


 「はい」


 彼は

 椅子から立って

 自己紹介しようとしたとき


 「はやとおおお」


 って誰かが言った


 知り合いみたい


 「おう」


 池本くんは返事をして

 自己紹介を始めた
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