世界を滅ぼしかねない魔王に嫁いだお姫様。






「こういうことは、ちょっと…、」



ミラが困ったようにうつむくと、ギルは何やら嬉しそうに近づいてきた。



「初めてか?」



唐突な質問にミラは耳まで赤くしながら、無視した。



ギルは意地悪な笑みを浮かべ、ミラの手首をつかんで押し倒した。


「……はなして、」


ミラは顔を背けながら言った。



「この程度で照れていたら、先に進めない。」




ギルは耳や、首筋に唇をおとし、だんだん下がってきた。


「……ッ、ゃ、めて。」


ギルは構わず、首に吸い付いたり、耳やさこつをいじめたりした。


「…どうした? そんな抵抗では、すぐ…触られてしまう」


ギルは笑みさえ浮かべながら、ミラの胸のふくらみに手を伸ばした。



《……ダメっ!》



< 45 / 59 >

この作品をシェア

pagetop