見えない家族
髪もアレンジして
下駄もはかせて…


「可愛い!」

「へへ、ママあがとう!(ありがとう!)」


「よし、さゆり行こ!」

「りょうかーい」

「みう、行こ?」

「うん!」

手を繋いで歩いた
さゆりはみうに他のひとがぶつからないようみうのとなりに歩いてくれた

「ありがとうさゆり」

「いいえ、もっとよっても大丈夫?」

「うん」


「着いた」

「おっきいおはなないよ?」

「まだ咲かないんだ」
あたしは人が全然いない所、土手まで行き会話をした

「わたしジュース買ってくるね」

「ありがとう」


ドォォーーーン!!!
花火だ…

「あ!ママおっきいおはな!」

「ほんとだ!咲いたね!」
ドォォーーーッン!!!
「あ、また!、おはながいっぱい!」

「きれいだね!」

さゆり遅いな…店まで距離あるもんなあたしもいけば良かったかも…

花火は上がり続け、いよいよ最後…


「次の花火が最後だよ」

「えーみうもっと見たかった!」

「またいつか見れるよ、ほら上がった!」
ドォォォォォォーーーーーーーーーーン!!!!!

最後の花火が咲いた…



その時…



??!!!


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