見えない家族
花火が咲いたと同時にみうの体が光った

「みう?!」

「なに?」

その光はすぐ消えた…

なんだったんだろう…

「おはななくなっちゃった」

「そうだね」

その時やっとさゆりが帰ってきた

「さゆり!」

「?!」


「さゆり?」

「その子、みうちゃん?」

「え?!」

指差された方をみるとみうがいた

「さゆり見えるの?!」

「うん…、てか…」
なんで見えるの?!

「みうちゃん可愛い!」

「おねいちゃんみうが見えるの?!」

「うん!」
頭撫でてる…触れてる…
「なんで急に見えるようになったんだろう…」

「まぁまぁ!細かいことはいいでしょ!生き返ったってことでしょ?!みうちゃん綿菓子買いに行こ!」

「うん!、ママいこう?」

「あ、うん」

綿菓子を買ったとき綿菓子屋の人に可愛い子と言われてた…

みんな見えてる…

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