《続》俺様ホストに愛されて
いつも思うけど
リュウってやっぱりカッコ良い……。
横顔とか後ろ姿まで。
その瞳に吸い込まれそうになる。
自分から目を合わせたくせに、その瞳を見ていたらそらしたくて仕方なくなっちゃう。
でも今はそこをグッと耐えた。
「スネてねぇし……‼つぅか、そんな目で見んなって」
必死に目を合わせていたにも関わらず、それを呆気なくリュウに交わされた。
プイとそっぽを向かれて、少し寂しい気持ちになる。
繋がった手にギュッと力を込めた。
「ごめん……そんなに嫌ならもう見ないからこっち向いてよ」
もう一方の手で二の腕辺りを掴む。
その瞬間、リュウの体がピクッと反応した。