SAKURA【短編】
三月も終わりに近づいた頃
いつものように
木に触れていると
『開花まであと少しだね』
不意に掛けられた声に振り向くと
そこには
とても美しい人が立っていた
とても美しい青年が立っていた
いつものように
木に触れていると
『開花まであと少しだね』
不意に掛けられた声に振り向くと
そこには
とても美しい人が立っていた
とても美しい青年が立っていた