BrandNewDay
 「えっ…い、いや、これは…その…」

 こういう時に僕は素直にうんって言えない。多分、今顔真っ赤だ…。

 「蓮、もっかい言って」

 「やだっ!言わないっ」

 素直になれたらいいのに。千鶴が誰よりも大好きで愛しいって。

 「…蓮、俺は好きだよ。蓮が好きでたまらない。小さい頃からずっと好き。」

 …くすぐったいよ。好きって言葉。

 「…僕は嫌いだよ?勝手に僕の前から消えようとする人なんて…」

 千鶴はくすり笑うと、僕の唇を塞いだ。

 だんだん深くなる唇。僕と千鶴の境界線を曖昧にさせる。

 「…っあ…」

 舌を絡められて、びくっと体が震える。

 「……っはあ…好き…大好き…千鶴だけが好き」

 僕が唇が離れたときに伝えた言葉。

 「…くくっ…知ってた。だって好きじゃないと、キス受け入れないし、エッチだってしねーって。ていうかドッペルゲンガーズよりは自信あったしな!」

 「ばか」

 …その自信どこからくるのか知りたいって。あ、でもそんな自信を持ってる千鶴も好き。…って僕のばかーっ!

 「ばかねー…うん、蓮から言われるならいくらでも馬鹿になっちゃう☆」
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