Bronze
過去
水野は
「じゃあ話す。俺はな、強盗だったんだ。
さっきみたいに脅して金を盗る。
今までのやつらはびくびくして財布から何万も出す。
何十万ってやつもいたな。
でもただ金が欲しいをけじゃない。
その頃はちょうど高校生。17だったっけな。親が朝起きたら居なくなってたんだよ。
とりあえず警察に連絡しようと思ったら、誰かが家のチャイムを押してさ、出てみたらいかにも金持ちです。みたいな高級そうなスーツ着た男が4人ぐらいいて、俺に言ってきたんだよ。金返せよってさ。
何の事だかさっぱりだった。
そしたら、男が1枚の紙を見せてきてさ、そこには三千万って書いてあってさ、よく見たら俺の親の借金でさ、で男は水野の息子だろ?だったら親のなんだから払えよって言ってきたんだよ。
普通だったらまだ未成年の俺は払わないもんなのに、親の金だからって言ってきてさ…。
それから俺は学校も退学して、バイトした。朝から夜までずっと働いてももらえる金もほんの少しで借金はどんどん増えていった。
それで俺は強盗始めていろんな奴から金を盗っていった。
借金は減るものの罪を犯したんだし、親は大嫌いだけどこんな方法で借金払うなんて親に見られたらみっともなくてプライドも許さねえ。
そして、まだ二千三百万も残ってやがる…
だから俺は金を持っていない奴が現われたらそいつにある質問をして自首しようと思ったんだ。」
と、長い長い話に区切りをつけた。
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