孤独からの救い
第一章
七月の晴れた日、俺は一人駅から降りて田んぼが周りに広がっている道を歩いていた。



「あづい・・・・」



暑い・・・・もの凄く暑い・・・焼け死ぬ~



ギンギンと無駄に頑張っている太陽を恨めしく睨む。



そんな道をキョンシーの如くゆらゆらと歩く俺――笹倉葉瑠(ささくらはる)。



「あ~づ~い~」



俺の大脳がオーバーヒートしそうだ。誰か早く冷却装置をぉぉぉ・・・・



と、そんな時田んぼ道を抜けると一本の巨大な桜の木が見えてきた。



「おおおお!!!マイレストプレイス(私の休憩場所)!!!」



俺は暑さも忘れてその木の下へダッシュする。



「ちょっと休憩・・・・ん?」



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