Dear...
軽く、車の時と同じノリで話をした。

テーブルを挟んで向かい合うように座り、私たちの他愛もない会話は続いて…

私の告白に触れるのを、嫌がっているのじゃないか。

と、疑心暗鬼なまま。

それでも、話をそっちに持っていくのが怖くて。


こうやって、ずっと、
話していたい。

そう感じ始めていた。
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