君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
龍汰はあたしの腕をつかんで、
引っ張って行く。


え!?


どこ行くの?


「ねえ!なんなの?どこ行くの?」



「黙ってついて来い!」



なんなのよ!


もう!



あたしは怒りながらも、
龍汰について行った。





―ガチャッ!



―キィーー



龍汰につれて来られたのは、
屋上…。


え?


なんで屋上?



「こっち向け!」


そう言って龍汰は、
あたしの体を自分の方に向けた。



「何?」


龍汰はせきばらいをして
話しだした。

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