君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
「オレ、お前のことが好きみたい…」


はい!?


えっ!え?



す、すき…?



龍汰があたしを?


は?



あたしの頭は混乱状態。


「オレと、付き合ってくれ!」



付き合う!?



「…あはは!何言ってんの?
何かの罰ゲーム?」


あたしはよくわからなくなって、
思ってもないことを口にした。


「罰ゲームなんかじゃねえ!」



そう強く言った龍汰。



…そうなの?


じゃあ、本当なの?



「ほんとに?」


「うん」



…そっか…。


うーん…。


まあ、いいかな…


別に、付き合うくらい。


今は彼氏もいないし。


龍汰のことも、別に嫌いじゃないし。


そう思ったあたしは、
「うん。いいよ」と
返事をした。


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