君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
「ごめん!」


すると突然、爽志君が謝ってきた。


どうして爽志君が謝るの?


「俺、見てたんだ…。けど止めに行けなかった。……怖くて…」


あたしは爽志君が最後に言った言葉が気になった。


『怖くて』


小さな声だったけど、確かに聞きとれた。


でも次の瞬間。


『死ねば良かったのに』


その言葉があたしの脳裏に蘇る。


「…ぁ…やだ……どうして?」


今まで親友だと思ってた麻里亜からの言葉。


それは、あたしをどん底へと誘うくらい、そうとうショックな言葉だった。


大袈裟かもしれないけど、あたしの心には、あたしをおかしくしちゃうくらいグッと刺さってきた。
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