君と恋する奇跡~優しい笑顔に恋をして~
「ねえ、一緒に帰るの?」


あたしは龍汰に聞いてみた。



「うん!もちろん!」


そう言って笑う龍汰。



「やだよ!誰かに見られたら
困るし」



あたしがそう言うと、龍汰は悲しそうな
顔をした。




「…そう…わかった。
…じゃあ、バイバイ!」



龍汰はそう言って笑顔で
手を振った。



「バイバイ!」


あたしも手を振り返した。



そして靴を履き替えて、
外に出る。


家までは歩いて20分。


ほとんど歩いて帰るけど、
雨が降っていたりするときは
送り迎えしてもらう。



今日は晴れているから歩いて帰る。



はあ…。


…今日は疲れたな…



なんか彼氏できちゃったし…。


って龍汰に失礼か。









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