輝く光の中で
アメリカでは、お産は病気じゃないので、翌日には退院が基本だったが
私は、輝が入院していることと、体を休める意味もあって
2日程、入院した。

その間に、輝は、検査を受けたりして、体重は少なかったが
、異常は見られなかったので一緒に退院することが出来た。

「キャー、本当に小さいわね・・・・。」と、母が言うと

「本当に！でも、可愛い！超可愛い！天使だわ！」と、莉那がはしゃぐ。

「二人とも、早く帰りましょ！」と、母達を促し、我が家に帰った。

それからは、日々育児に追われ、母は、日本式に、「男の子だから
20日間は、家事は一切しないでね。あなたは、輝と一緒に寝ていて
良いからね。産後は、体を労わらないと回復が遅くなるから、
今は、とにかく大事にしましょ！」

と言い、家事は全て、母と莉那がしてくれた。

沐浴もおむつ替えも、母と莉那が率先してやり、私は本当に
おっぱいを上げる事と、自分の事だけをして過ごした。

そんな生活も1か月程過ぎて、私と輝は、1か月検診に出かけ、
輝の体重も順調に増え、私の子宮の状態も良好だったので
お風呂に入ることを許可された・・・。

毎日、シャワーは浴びていてけど、やはり日本人なので
お風呂に入りたくて仕方なかった・・・。

「やったぁー、やっとお風呂に入れる～。嬉しい！」
と、私が叫ぶと、母と莉那は、笑っていた。

そして4月末からのゴールデンウィークに、日本から
、お爺様とお婆様と、叔父様と叔母様と智がやって来た。

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