輝く光の中で
翌日、セドリックとエリオットに旅行の件を伝えると
やはり・・・・

「アル、そんな事出来るか!・・・考えてみろ、ついこの間まで
 誰かが、俺達の事調べているのに・・・俺達は、狙われているかも
 しれないんだぞ! 良く考えろ!」

と、猛烈にエリオットに言われた・・・。

「わかっている・・・。でも、これから先、どうなるかわからない分
 少しでも一緒に居たいんだ・・・・。頼む、行かせてくれ!」

「「・・・・・・・・・・。」」二人は、黙り込んでしまった・・・。

「わかった・・・。今回だけだぞ・・。」

「セドリック・・・許すのか?・・・・」

「あぁー、今回だけだ・・・。今まで、アルが我儘、言ったこと
 なかったろ・・・・?俺は、アルが万梨阿と付き合うように
 なってから、やっと人間らしくなってきたと思うんだよ・・・。
 今までのアルは、人形のようだったし、自分から生きようと
 してなかったしな・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」エリオットは黙り込んだ・・。

「ありがとう・・・。二人には、感謝している・・。
 今の俺には、万梨阿が命なんだ・・・・。
 万梨阿と離れることを考えるだけで、気が狂いそうに
 なる・・・。暮れに帰ったら、父上達に万梨阿の事を
 話そうと思っているんだ・・・・。」

「アル・・・・。お前本気なんだ・・・・」と、セドリックが呟き

「アル、お前、変わったな・・・・」とエリオットも呟いた。
< 57 / 239 >

この作品をシェア

pagetop