輝く光の中で
部屋から、スーツケースを運び、寮にタクシーを呼んでおいたので
タクシーで空港まで、一人で向かった。

アル達は、時間差で空港に来ることになっている。

一足先に、空港に着き、蕾達との待ち合わせ場所に向かった。

「万梨阿~こっち~」

「キャー、蕾・瑠璃・会いたかった~」

「「私も~」」三人で、ロビーの真ん中で抱き合ってしまった・・・。

三人で、早速搭乗手続きをとり、少し時間があったので、
お茶をして、ガールズトークに花を咲かせた。

「万梨阿、大学の友達は?」と、蕾が聞いてきた。

「う・うん、後で、紹介するね・・・・。」

「もしかして、万梨阿の彼氏?」と、瑠璃が突っ込む・・・。

小さく頷く私を、二人は

「「おめでとう!」」何がおめでたいのか解らなかったが

「万梨阿にも、とうとう彼氏が出来たか~。よく決心したわね」

「?どうゆう意味?瑠璃?」

「だって、あの智さんみたいなお兄さんがいて、万梨阿は、かなり
 理想が高いと思ったし、また万梨阿に釣り合うような男性って
 なかなかいないじゃない?」と、瑠璃が言えば

「そうね。身近に、智さんみたいな、全て完璧人間がいると、
 必然と目が肥えるわよね・・・。拓海もよく万梨阿の事
 心配していたもの・・・・」

「そうだ、瑠璃、蕾、今回は、私達三人旅行という事に
 してね。絶対に、拓海さんや颯さんに言ってはダメよ!
 智にばれたら・・・・考えただけで寒気がする・・ブルッ」

「「ハハハッ、了解」」と、三人で楽しい時間を過ごした。

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