輝く光の中で
ティーパーティーから、3日後、一通のメールが届いた。

差出人は、アルからで、『明日の休み、予定がないようなら、
日本についての話を聞かせて欲しい』と連絡が入ったので
『大丈夫です。どこで話をしますか?』と返事を打った。

『僕の部屋で、良いかな?大丈夫、二人っきりじゃないから。10時頃
 どうかな?』

『承知しました。伺います』

確か、アルの部屋は、最上階で、部屋も私たちの部屋より広いはず。

最上階は、別名、『貴族の部屋』と呼ばれており、世界でも本当に
セレブな人たちの為の部屋だ。

たぶん、アルは、自国の上流社会の人なんだろうと予測がついた。

そんな世界に住んでいる人達に、家事なんてできないだろうから
不思議に思い、アリスに聞いたところ、この寮は、各部屋にキッチン
は付いているが、大半の人は、自炊せず最上階の1つ下の階にある
食堂を利用していて、お金を出せば、掃除もしてくれるそうだ。


そういえば、最初に食堂があると聞いたような気がしたが、私は
始めから自炊するつもりでいたので、きっと聞き流していたんだと
思う。

以外にも、アリスは実家がレストランを経営していて、自分も
いずれはレストランを継ぐつもりなので、自炊していたし、スザンナ
も同じように自炊していたので、私達には縁がなかったのだ。
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