輝く光の中で
次の日、晴天だった。

レンタカーを借りて、二人で、旅行に出発した。

セドリックとエリオットは、お留守番である。

アルがいない間に、部屋の荷物を片付け、引っ越しの準備を
しなくてはならない。

出かける前日に、セドリックと話をし、

「万梨阿、旅行明けには、本国に帰ることになっている。」

「わかっているわ。アルからも聞いているから・・・」

「話の方は?」

「ごめんなさい。でも、安心して。セドリック達が本国に帰ったら
 私もここを出て行くことになっているから・・・・。」

「えっ・・・・。日本に帰るのか?」

「いいえ、日本には帰らないわ・・・。行先は言えないけど
 心配しないで・・・。アルには、この旅行を最後に、2度と
 会わないから・・・。」

「本当に、すまない・・・。」

「気にしないで。それより、3日間、アルを借りるわね」

「あぁー、二人の最後の思い出を作って来てくれ・・・」

「ありがとう、セドリック・・・・」

そう話をして、セドリックと別れた・・・。
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