冷たい彼との思い出作り
フワリ
桜の香りが一瞬に掻き消され君の香りが鼻を透き通る
「俺はお前のこと嫌いとは言ってない…」
「で、でも好きとも言ってないよ…」
「バァカ好きでもない奴のためにバイト削ってまで一緒にいるかよ」
え?どうゆうこと?
「バイト休むつもりだったけどこの季節大変みたいで人手がたりないらしいから時間帯を変えてもらったんだよ」
君が?私のために…?
「気づけよアホ
好きだよ
今日、この日は大切な思い出になるだろう
〜fin〜
