また、恋をする



「そろそろつくったら?
 今の時期が一番いいんだよ?」

と笑っていってくれた。

・・・かわいいね。
なんて思う。

でもそんなの・・・
うちには、関係ないよ。

「そ?うちには関係ないけど?
 男なんて興味ないけど?」

「相変わらず冷たいな!
 なにがあったのかしらないけど
 このままじゃ
 この先もっと楽しいことないよ?」

別にいいじゃん?
そんなこといわれても

私は、男なんて嫌いなんだよ。
無理なんだよ。
好きになれないんだよ。

心配してくれるのはうれしい。

「心配してくれるのはうれしい。
 でも、今までどんだけうちの心が傷ついたか
 わからないでしょ?
 私は、あの男のせいで恋愛のしかを
 忘れた。
 男を愛せない。
 できないんだよ。」

ときれぎみにいってしまった。
大丈夫かな?

「ごめん・・・。」

「あっ、気にしないで! 
 さあ、食べよう」

「うん」
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